こんにちは。
前回は、商談でのお金の会話は“一言”ではなく
たった“一語”でお客様に伝わる印象が変わる、
というお話をしました。
今回はもう一段階上のテクニックです。
これは、値引きができる職種の営業マンの方に
限ってしまうのですが、値引きを大きく魅せる方法です。
なかなか説明が難しいので、自動車販売の例を挙げます。
可能であれば、あなたのお仕事に置き換えながらお読みください。
お客様の希望の車の定価が1,990,000円だったとします。
そこで、
できれば「これもいいですよ。」や「もう一個あった方が…。」
とオプションなど少し?!いえ、大分無理やりに増やし、
2,000,000円を最初の見積価格にしてしまうのです。
ひとつでも大きな位に金額を繰り上げてスタートします。
そうすることで、仮に値引きが30,000円しかできない
(お客様にお伝えするときは「30000円もできます。」)
としても見え方が違いますよね?
¥1,990,000 ⇒ ¥1,960,000
¥2,000,000 ⇒ ¥1,970,000
どうですか?
同じ3万円引きでも、見た目が違いませんか?
スーパーなどで
“¥198(イチキュッパ)”
“¥298(ニーキュッパ)”
とかで表示されていますよね?
お客様心理を突いたうまい売り方だと思います。
この私の金額の魅せ方も、それとほぼ同じ考え方です。
少しでも安く売るのではありません。
“少しでも安く魅せる”のです。
このような数字の使い方も、
頭の中で考えながら仕事をする癖を付ければ、
商談にもゆとりが出るはずです。
2016年も残り数日となりました。
今年もこのブログをお読みいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社 ウィングパートナーズ
代表取締役 酒井 亮
オフィシャルサイト:http://www.wing-p.com/
資料請求・お問い合わせはこちら
E-mail:info@wing-p.com
TEL:042-310-9914
FAX:042-310-9915
9:00~17:00(土日祝休)
コメント