久しぶりになってしまいました。
9月からだいぶ仕事が立て込んでしまい、
落ち着いてブログを書くことができませんでした。すみません。
その間に自動車販売業界での仕事が多かったので、
その業界の営業マンに向けて書きます。
毎日のように自動車業界のニュースが紙面を騒がせています。
変化が最も激しい業界の1つなので、
毎日のように新聞の記事になっているのですが…。
自動車業界に携わっている皆さん、これ分かりますか?
(そうでない方もお付き合いください。)
『CASE』
私が営業コンサル・営業研修で最近携わらせていただいた
若い営業マンの方々は殆ど知りませんでした。
『CASE』とは・・・、
Connected(繋がる)
Autonomous(自律走行)
Share(共有)
Electric(電動)
の略なんです。
世界の自動車メーカーはこれを共通言語として、
今、我先にとしのぎを削っています。
Connected
GPSやインターネットを介し、渋滞の情報だけでなく、
おすすめのお店・場所などの情報を得る・発信する。
Autonomous
自動運転。
以前にも書いたと思いますが、道路交通法や事故を起こした時の
責任の所在などのルール、インフラ整備が終われば今からでも
完全自動運転が可能な車を持っているメーカーもあるようです。
Share
コインパーキングの設置運営会社が、シェアカーの会員数を急激に増やしています。
そして、自動車メーカーもそこと手を組み、
街のディーラーにある試乗車を貸し出すということを
来年から始めます。
Electric
電気自動車。
もちろん、世界のメーカーで電気自動車が作られています。
そしてその充電プラグも数多くの規格が併存しています。
今どこが電気自動車でシェアを取り、“基準の規格”が
できるかという状況です。
そして日本は中国と規格を同じにすることで
世界競争での優位性を持とうと画策をしています。
ざっと書いただけでも自動車業界、
大変そうですよね。
自動車販売の営業マンも「変わってきている自動車」を
販売しています。
当たり前ですが、車に新しい機能がどんどん増えてきているのです。
それと同時に、“自動車の進歩”についていけていない
お客様が増えてきているのです。
お客様が知らないことを説明する機会が
間違いなくどんどん増えているのです。
そうなると営業マンにとってはどのようなことが起こるのか?
それは営業マンの力の差が出やすくなるのです。
昔以上に、また、他の業界以上に顕著に出てきます。
断言できます。
日々、知識を自分から取りにいかなければならないことは
もちろんですが、その知識をいかに目の前にいらっしゃる
お客様のシーンに合った情報提供・ご提案をするか?
これが今、自動車販売業の営業マンが最も必要とされているところではないかと思います。
知識のないお客様の「顧客教育」により、信用を勝ち得る。
すごく大切なことです。
自動車業界以外の業界でも「AI」「IOT」と
無関係な業界はほとんどないと思います。
大なり小なりの進化はあるはずです。
少し考えるきっかけになっていただければ幸いです。
株式会社 ウィングパートナーズ
代表取締役 酒井 亮
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