今年初めての投稿になります。
この数ケ月、昨年出版した
『トヨタで学んだトップ営業マンの「売れる技術」』
の反響により、コンサルの引き合いが多くなってきました。
明日香出版社 1,620円
感謝です。
今も、新年度に向け、粛々と準備をしているところです。
さて、2019年一発目は、地味ですが営業マンにとって
とても大切な「仕事の仕方」について話をします。
来月、私は41歳(本厄ですが厄払いをしていません…)になります。
最近思うことは、お話をさせていただくクライアントの担当者や
新規のお話をいただく経営者や営業責任者の年代が
同世代か年下の方が増えてきているということです。
最近、自分の年を感じています。
クライアントとの話は面白いもので
一貫して変わらないことがあります。
それは、「今の若い子は…」や「私が現役の時は…」などの話です。
正直、私も低年次(1~3年次)の営業マンと触れていて、
そのように思うことは少なくありません。
「今の子は平気で弱音を吐く」
「休憩の時間でなくても休憩室に来て、
疲れたから少し休憩に来ましたなんてことを言ってくる」
「今の若いのはショーモナイ!」
私もそのような場面に遭遇します。
しかし、私が社会人になり立てのことを考えると…。
トヨタディーラーに新卒で入社したとき、
どれだけ“素敵な社会人”だったか?
答えは…、全くもって“褒められた社会人”ではありませんでした。
仕事に対し、不平不満を常に思っていましたし、
先輩・上司の文句も言っていました。
新人研修の期間、研修担当の上司からは私語や居眠りの注意を
受けたこともありましたし、配属後にお客様からも
「社会人としてなっていない」
と本気で怒鳴られたこともありました。
そのような場面を挙げればきりがありません。
そこの一瞬一瞬を切り取って上の方々は周りに
「あいつは…」「今の若いもんは…」と言うのです。
私もきっとそう言われていたでしょう。
ただ、私は会社の戦力にならなければならない(年次を重ねていく)
過程で、「営業(売り)について、どれだけ“考え”、“動いた”か?」
という問いに対しては、
胸を張って「とてもやっていた」と言えます。
営業マンである以上、モノ・サービスを
売っていかなければなりません。
そのために「如何に効率よく、売上を上げるか?」
を考え動いていました。
販売(準備・促進・商談)の仕事はたくさんやりました。
しかし、労働時間が長かったわけではありません。
言葉を選ばずに言うと…、
チンタラと会社に遅くまでいることなど興味がありませんでした。
(まだ、その当時は遅くまでいることが仕事をしている感を生み、
美徳としているところがありました。)
私が営業マン最後の年は、誰よりも売っていましたが、
仕事が終われば誰よりも先に帰り、誰よりもプライベートの時間を
確保していた自信もありました。
今の若い子は…。
今の時代、働き方改革が謡われ、
「労働時間を短く、成果は最大に!」
という一見矛盾した方向に向かっています。
しかし、私はそれは間違いない方向です。
また、それは可能であると思っています。
“古い営業マン”が、今までの業務で
どれだけムリ・ムラがあったか?
先輩方の業務の棚卸をし、“若い子”には生産性の高い仕事の仕方を
教えていけばいいだけだと本気で考えています。
先輩営業マン方がどれだけ素敵な業務をやっていたか?
本当に今の若手営業マンはショーモナイのか?
『当たり前のことが当たり前にできる営業マン』を育成し、
その中で『スーパー営業マン』が出てくるよう教育するべく、
(少し遅くなりましたが)今年も精進して参りたいと思います。
今年もよろしくお願いします!!!
株式会社 ウィングパートナーズ
代表取締役 酒井 亮
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