こんにちは。
4月はピカピカの新入社員が緊張の中、
「不安7割・期待3割(私の感覚値)」で社会人人生をスタートさせる月です。
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これを読んでいただいている新入社員のみなさんへ
改めて、御入社おめでとうございます!
皆さんの世代は、おそらく社会人人生が50年、へたすると60年続きます。
その中で“若手”というミスをしても許容される時間は、今からせいぜい3年です。
この間に50~60年続く“社会人としての型”をしっかりと作ってください。
3年間のうちに、何回失敗をして悔しがるか?何回成功の喜びを勝ち取るか?の
“数”で成長スピードは圧倒的に変わります。
皆さんが思うことですが、間違いなく失敗しないに越したことはありませんが、
「失敗したくない!」と思ってしまうと怖がって本当はやった方が良いことも
体が動かなくなってしまい、やらない選択を選んでしまいます。
敢えて言います。
たくさん失敗して下さい。
応援しています!!
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毎年、私は4月が繁忙期となりますが、その疲労感を忘れられるくらいに
彼ら新入社員との出会いは本当に素敵なもので
今月は日々コンサルの仕事ができる幸せを感じながら過ごしていました。
また、毎年彼らと触れていて感じることとしては、
「今日の若手は、“情報を取る”ことに非常に長けている」ということです。
ただ、情報を取ることがうまいだけ…という面もあります。
ビジネスでは取った情報を社会で“正しく効率的”に扱う方法と、
その情報を“成功させるツール”として自身がどのように扱い、
立ち振る舞うか(コミュニケーションを取るか)が非常に重要です。
その立ち振る舞い方(コミュニケーション方法)を社会人になり
すぐに学ぶことができれば、我々世代が社会に出た20年数年前の人材よりも
間違いなく強くなることができると私は考えています。
逆に、彼らがそれらを体得しなければ、私と同世代またはそれ以上の
先輩・上司から「頭でっかちな動かない若手」という
レッテルを貼られてしまうことも…。
この問題は多くのクライアントで顕在化している問題でもあるのです。
少し長くなりましたが、今回はその立ち振る舞い方(社内外とのコミュニケーション)
の基本となる「ビジネスマナーの重要性」について書いていきます。
まず、「ビジネスマナー」という言葉は、ビジネスの世界での振る舞い方や
ルールのことを指します。
このビジネスマナーを理解し、実践することは、ビジネスにおいての
最低限のルールです。
スポーツであれば指定のユニフォームを着用し試合をする。
試合前と後に挨拶をする。
学校であれば指定の制服を着用して学校生活を送る。
授業の前後、チャイムが鳴り挨拶をする。
プライベートでは外に出る時に服を着て出る。
友人と会ったときには、(何かしら適当にでも)挨拶をする。
「ビジネスマナー」はこれらと同程度の当たり前なことなのですが、
体得できていない社会人が結構多くいます。
理由としては、「ビジネスマナーの重要性」か「ビジネスマナー自体」を
教わっていないからだと私は考えています。
実際には、業界によって「ビジネスマナー」に重きを置いていない、
現場作業の“パフォーマンスのみ”が求められる仕事があるのも事実です。
(しかし、実はそのような業界こそ“たかだか”ビジネスマナーが成っているだけで
自社優位に差別化ができてしまうので、ビジネスマナーを教育すべきなのですが…。)
当たり前のことを書きます。
(ビジネスの世界だけでなくプライベートでもそうですが)、
人との関係構築において「第一印象」は非常に重要な要素を占めます。
では、その「第一印象」は何によって印象付けられるでしょうか?
(知っている人もいらっしゃると思いますが…)
アメリカ心理学者アルバート・メラビアンが提唱している
「メラビアンの法則」によると、視覚情報(見た目)が55%、
聴覚情報(声のトーンや声量)が38%、言語情報(言葉の意味)はわずか7%と
されています。
つまり、第一印象は“見た目”が半分以上、“見た目”と”声のトーン・声量“で
第一印象の殆どが決まってしまうのです。
身なりや立ち姿、座り姿、身振り、手振り、挨拶、返事、ハキハキした話し方、
声の大きさ等で良い(悪い)第一印象が決まってしまうのです。
「あなたが相手に与える第一印象、“良い印象”“悪い印象”どちらがいいですか?」
という質問に対して、9割9分の人が「良い印象」(残り1分は「興味がない」)と
答えます。
で、あれば「身なりや立ち姿、座り姿、身振り、手振り、挨拶、返事、ハキハキした
話し方、声の大きさ等」を良い方向に変えれば良いだけなのです。
そんな簡単に言われても…、今までこうだったし…?
簡単です。
業務知識、(商品・サービスを扱っているなら)商品・サービス知識、
現場のオペレーション等、覚えて使い熟すには相当な時間がかかります。
それよりも何百倍も簡単にできて時間もかかりません。
意識をすれば“今すぐに”できることなのです。
超超簡単です。
イメージしてください。
例えば、初対面の相手に挨拶をされる場面。
相手が清潔感たっぷりのスーツを着て・きれいに手入れされた革靴を履いた方に
自身より先に笑顔で、元気よく、大きな声で、挨拶されハキハキと
話されたらどうですか?
鬱陶しいですか?
いえ、社会人としては(第一印象が)とても気持ちの良い相手なのです。
一方で、靴が汚く、フケが肩に乗っていて、無愛想な態度で
こちらがあいさつした後に出た挨拶(声)が小さかったらどうですか?
また、話す声も小さい…。
如何ですか?
少しだけ(私はだいぶ)不快な印象の相手となるのです。
仮にとても素晴らしいことを発言していたとしても、
自信がなさそうで説得力もなく、「この人大丈夫か?」となるのです。
ベタですが、実際に本当にそうなのです。
第一印象を良くするためには、シンプルです。
まず汚らしい格好は絶対にせず、“清潔感”を心掛け、自分から挨拶し、
その際には笑顔を作り、返事や発する声は大きくハキハキと出すだけでいいのです。
シンプルですよね?
私は毎年、仕事において初めてお会いする方が数百人います。
14年この仕事をしているので単純計算でも数千人…。
今お伝えした「第一印象」において、お会いしてきた方々に例外があった方は
1人もいません。
未来、皆さんがこれから会う人たちの自身に対する第一印象を良くするのであれば、
やるかやらないか(変えるか変えないか)は一択だと思います。
ビジネスマナーは身なり、挨拶の仕方、名刺交換の方法、座る位置…等、
数多くの項目があります。
勉強をすればきりがありませんが、ビジネスマナーの大前提として、
第一印象を良くし相手と気持ちよく長くお付き合いすることが目的です。
私はビジネスマナーを体得し、ウソをつかず、誠実に仕事をしていれば
失敗はしないと思います。
誰かが気持ちよく助けてくれ、誰かが気持ちよく教えてくれ、
誰かと気持ちよく商売が成立する。
私はこう考えています。
「ビジネスマナー」は、相手と気持ちよく長く付き合う
絶対に必要な“最低条件”です。
すぐに変えられることを考えてみて下さい。
では、なぜこのようなことが必要なのか?を考える上でタイトルでも書いた
「返報性」が切り離せません。
永くなってしまいましたので、その「返報性」については次回書きます。
新年度、新年、転職、異動等、多くの人は変化のタイミングでしか
“見直し”をすることがないそうです。
新年度、見直してみてください。
先日、長崎の軍艦島(端島)に行ってきました。
50年という時間で人工物はここまで風化してしまうのかと
感慨深く見た画を載せます。
株式会社 ウィングパートナーズ
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